2011年2月5日土曜日

はつおん 

ぼくは はつおん ちょっとにがて 

いつもせんせいとはつおんとことばのれんしゅうしてる 

ぷーとかぱーとかいえたらうれしい 

ことばいえたらうれしい 



2009年7月の詩、鼻咽腔閉鎖不全で破裂音、濁音がうまく話せない。最初はあーしか言えなかった。人間の体は不思議なもので、声帯で声を出してうまく話そうとしてた。耳で聞く音と自分の発する言葉が違うのわかったんだね。
3歳位の時は知らない人の前で言葉を発しない子になってた。言語訓練の先生がついてくださり、4歳からはまーちゃんの得意なもの探しから始まった。沢山出来る事の中でしゃべるのちょっと苦手。そう思えるように。先生との3人4脚の始まり。この詩を読んだ時涙が止まらなかった。そういっぱいいっぱい出来ることあるもの。その中でしゃべるのちょっとだけ苦手なだけ
からかう子もいた。でも気にしない気にしない。まーには、まーのペースがあるもの。ゆっくりゆっくり景色を見ながら進んでいく鈍行列車。ゆっくりでもいいよ。泣いてる暇があったら沢山笑おう。

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